こんにちわ。
先週は水曜日から中国、香港出張だった営業部の大坪です。
今回の出張では中国の東莞(トンガン)という地区のパッケージ工場の視察と
香港ジュエリーショーの視察でした。
実は数年前までは毎年2回このジュエリーショーの視察に行っていたのですが
数年前からの円安の影響や中国の人件費の高騰などの影響で中々海外に出す
仕事が少なくなり、かなりご無沙汰な視察でした。
これまでは東莞までの工場視察の際は香港から中国側の国境に向かい、
そこからは現地の方が車で迎えに来ていただいてから、そのまま車で
現地まで移動という流れだったのですが、何を思ったか今回は東莞まで
自分一人で向かうという強行スケジュール・・・
もちろん初の試みです。
中国語も出来ません・・・
もはや正気の沙汰ではありませんw
こんなおバカな私が今回どのように中国入りしたかをご説明します。
①何はともあれ香港へ!
私は長崎からの出発となるのですが、残念ながら長崎空港には
香港行きの飛行機がありません。
なので、福岡国際空港からの出発となります。
福岡空港からは何便か出ているのですが、お金がない私は最安の
フライトで香港へ。
②さて香港からどうやって中国(東莞)へ移動するか?
事前に(前日に)ネットで渡航手段を見まくっていた私はかなり参考になる
サイトを発見することができました。
C-STUDY(香港空港からリムジンバスで広東省深セン 東莞 広州などに行く方法)
http://www.c-study.net/2015/03/hongkong-airport-bus-to-mainland/
これを見てみるとなんとリムジンバスがあるじゃないか!!
さらには乗り換えなんかもしなくていいし、イミグレ通らなくていいしと
かなり便利な匂いがプンプンしています。
よし!今回は一人バス移動だ!!
と、タカをくくっていた私ですが福岡空港に着いてフライト待ちの時間に
なんだかとても不安に・・・
もう一度、サイトをよく確認してみると・・・
やはり乗り換えありましたorz
完全な見落としです。良いところばっかり見てました・・・
しかも結構なローカル具合なので中国語を話せないと
何かとトラブルになりそうな感じがバリバリしてきます・・・
不安にかられた私は移動日当日の朝に元香港在住経験のある同級生K君を
残酷にも電話で起こしバスでの移動について質問しました。
彼からの返答は・・・
「自分も使ったことがない。」
という悲しいお知らせでした・・・
これにはさすがに動揺しまくってしまい、当日というのにまさかの
バス中止!!!
だって怖いですもん・・・
まぁ香港に着くまで決めればいいさっ!
なんて思ってたら考えがまとまらないうちに香港空港に到着orz
前日に東莞入りしているM氏に電話をかけ事を事情を説明すると
「何とか深圳(シンセン)まで来てください!」
そこまで行ったらお迎えに来ていただけるという天の声!!
「おーし、やったるぞ!」と気合い十分でまわりを見ると
「深圳行きフェリー乗り場」(と英語と中国語で書いてあったと思う)
というゲートがあるではないですか!!!
中学校で習ったはずの英語力を駆使してカウンターの女性に聞いてみると
「はいはいどーぞー」みたいな軽い感じでフェリーの乗船券をゲット!!
フェリーへの乗り方については下記のURLが分かりやすくて助かりました!
http://www.c-study.net/2014/09/ferry-from-hongkong-to-guangdong/
これで深圳まで1時間ほどのクルージングを楽しみながら?いざ深圳へ!!
到着してからもイミグレまでは分かりやすく、あれだけビクビクしていたのに
スムーズに深圳入りを果たしました!!
お迎えに来ていただいた方々本当にありがとうございます!
今後、長崎で美味しいお魚ごちそうしますw
翌日からは印刷とパッケージの機械設備の展示会を視察したり、
現地の日系メーカーの工場を視察させてもらったりととても有意義な東莞ライフを
送る事ができたのでした。
宿泊したホテル前
中国の展示会で発見した自動トムソン打ち抜き機
(しかもビクの自動機!!)
型替えとか決死の覚悟が必要になりそうな機械設備でした・・・
さらに翌日からは7年ぶりの香港へ移動!
(今度はみんな一緒なのでバスで行きました!やっぱ快適ですねw)
やっぱり眠らない街、香港!!
夜遅いのにかなりの人、人、人!!
今回は香港生まれ香港育ち、上海在住のR先生が一緒だったので
ローカルな部分も見れて大満足♩
忘れてはいけない今回のメインイベント!!!
正式な名称は「Hong Kong Jewellery & Gem Fair」といいます。
http://exhibitions.jewellerynetasia.com/9JG/
宝飾関係の展示会ということもあって・・・
キラキラです!!
さまざまな宝石が一同に集結しているのもよく分かりますね。
かの有名なアルセーヌルパンのお孫さんもこれはヨダレもんですよ。
私は宝石商ではないですし、そんな金も持っちゃおりませんので、
いさぎよくパッケージブースへ直行!!
写真をお見せできないのが残念ですが(撮り忘れたんではなく撮影禁止だからです!)
7年前に出展していた現地メーカーさんがいるわいるわ。
今でもクオリティの高いプラスチック芯材を利用した高級なパッケージを
多数、展示していました。
でも、よく見てみるとどことなく元気がない感じが・・・
それに以前のように日本人の来場者が少ない(これは本当に少なくなってた)
色々な事情が重なってメリットが感じられにくくなっている中国系メーカーですが
やはり日本では絶対に作れないパッケージを作る事ができるのも中国ならでは。
本当の意味で価格ではなく品質での競争が世界的に始まっている。
そんな脅威も感じつつ、MADE IN JAPANの底力を今こそ発揮する時代に
なっているなぁと感じたMADE IN NAGSAKIの貼り箱メーカー、
旭屋の大坪がお伝えいたしました。
それでは再見!!